東京では、江戸時代から続く質屋が数多くあります。
昔から人口密集地であった東京には、その人口に見合った数が存在していたと言われています。
なんと、コンビニに匹敵する数があったといいますから、ちょっと驚きですよね。
とは言っても、昔ながらの質屋というのは、利用者や利益率などもあり、現在ではその数を減らしつつあります。
こうした背景もあり、東京では、人口の密集する繁華街に多く存在しているようです。
例えば、渋谷区、新宿区、豊島区などが多い区域として挙げられます。
ただ、これは昔ながらの質屋、つまり個人経営の場合で、現在では主に買取を主力とするチェーン店が店舗を増やしているようです。
新宿に本店のある大黒屋などは、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
東京は、人口だけでなく、商業の中心地ですから、ものを買う消費率も高いわけです。
そういった点に目をつけ、買取に特化してチェーンで店舗数を増やすことにより、高い売り上げや利益を得ようとするお店も増えているのです。
変化の早い東京においては、質屋もその流れに取り残されないよう、様々な形で工夫をしていると考えてもよいでしょう。
(関連サイト)質屋 東京 五反田と渋谷の質預かり・高価買取の専門店│須賀質店
大阪は、古くから商業地域として存在し、東京に劣らない規模の大都市です。
大阪でよく聞く質屋というと、マルショウ・第一質舗・丸万質舗などがあります。
これらの店舗で「質舗」という表現がありますが、これは質屋の別称です。
他には、質店や一六などという別称・俗称があったそうです(一六とは、一と六を足すと七(しち)になったことから)。
大都市とは言え、東京とはまったく異なる文化を持ち、独自の発展を遂げてきた大阪においても、古くからの老舗と呼ばれる質屋が数多く存在します。
古いものでは、創業50年や、なんと150年の歴史を持ったお店も存在するそうです。
また、東京と同じように、大阪でもチェーン店の進出が盛んです。
人口密集地では、こうしたチェーン店がターゲットにしやすいことがあり、古くからの質屋が衰退していくのに反比例して、その数を爆発的に増やしています。
店舗がどこにでもあれば、誰でも気軽に利用できるわけですから、質入・買取のチャンスを逃すことなく、売り上げを伸ばすことができるわけです。
私たちにとって便利になるのはいいことかもしれませんが、古い文化が廃れていくと言うのはすこし寂しい気もしますね。